ナース

脱腸とも呼ばれている病気

ドクター

若い人や幼児に多い病気

鼠径ヘルニアは比較的若い年代の人や、幼児に多い病気ですが、現代は高齢化が進んでいるため、40代以降の年代の人にも増えています。鼠径部は太ももや足の付け根の部分ですが、本来は体内にある腸や腸壁の一部が、脱出する病気なので、鼠径部に柔らかい膨らみが見られるようになります。初期段階の場合は押すとひっこみますが、進行してくると痛みを感じたり、吐き気などを伴う場合があります。鼠径ヘルニアは脱腸とも呼ばれている良性の病気ですが、治療は外科で手術を行うのが一般的になっています。恥ずかしさなどは感じる必要はないので、信頼できる医師が在籍をしている病院を受診して、手術を受ける必要があります。現代は体に負担の少ない治療を心掛けています。

腹腔鏡による治療を受ける

鼠径ヘルニアの手術を希望している人が多いですが、現代は医療技術が向上しているため、腹腔鏡による手術が受けられる病院が増えており、従来の手術に比べると、切除する部分が少ないですし、痛みも少なく安全性が高いので、安心して治療が受けられます。一人一人の体の状態が違ってくるため、軽度の場合は日帰りで治療を受けることも可能になっています。鼠径ヘルニアの腹腔鏡の手術は、入院期間も短く、施術に掛かる時間も30分から、40分程度になっています。鼠径ヘルニアは、便秘気味の人や、妊娠中の女性、お腹に力を入れる仕事をしている人、前立腺肥大症の人も罹りやすいので、気になる症状が見られたら、早めに診察を受けて、治療を受けることが大切です。